今日は、時間の合間を見つけてパナソニックの新商品の発表会に
行ってきました。
今回の目玉には太陽光発電のシステムに組み込める蓄電池
の展示もありました。
今回の蓄電池自体の容量はまだまだ小さい物でしたが、
これから先のスマート・エコの住宅を考えていく上ではアイテム的には
必須になって来るのではないでしょうか?
写真はリチウムイオン蓄電システムだそうで、1.6kWhの蓄電池ユニットが一つのものと
2個入っていて3.2kWh使えるものと二種あるようです。
大体3.2kWhのユニット一つで停電時LED照明4台分・液晶テレビ37インチクラス1台
ノートパソコン1台・扇風機2台・携帯電話の充電が4台分を4.5時間出来るくらいの
量らしいです・・・。試算にまだまだ普及率が少ないLED照明を入れるのは
どうかとも思いますが・・・。価格自体は定価で3.2kWhが160万円(税抜)
1.6kWhは132万円の定価設定です。(結構高いなぁと思いました。)
このシステムは自宅コンセントで深夜の安い電気をためて毎日
日中に消費し、また充電するというタイプの蓄電池らしいです。
オール電化住宅の人たち、中部電力だとEライフプラン
や二時間帯別のプランだとお得かもしれません。
もう一つはパナソニックの太陽光発電のシステムに組み込める
太陽光で充電するタイプのユニットがありました。
こちらは最大で0.96kWhの蓄電池らしく、ホントの非常用電源で考えられている
感じでした。
120Wの器具が最大3時間程度使用できるようです。
120Wと言うと卓上のデスクライト一台とテレビなら持ち運びの出来る
ポータブル一台、ラジオ一台、携帯の充電が1台で合計三時間使うと
蓄電が切れるようです。
こちらの定価は438000(税抜)
とこちらもまだまだ高い気がします。
もう一つはこの蓄電池システムはリチウムイオン電池ではない様です・・・。
効率や対応年数を考えるとやっぱりリチウムイオン電池の方が
良いのではないかと思います。
ちなみに展示品に入っていたリチウムイオン電池はサンヨーのシールが
付いていたのでリチウムイオン電池の性能もかなり良い物を使っている
ようです。
近い将来はこの蓄電池ユニットが住宅に標準的についていく時代に
なって行くのかもしれません。
そう考えると、エネファーム等との比較も忘れてはいけませんね。