筋交いのチェック等。

今日も、雨の心配をしながら、現場の養生が出来ているか

確認しながら、サッシ取付の開口の間違いがないかチェックしに

行ってきました。

午前中は、設計の方で耐震等級2を満足させるためにCADとにらめっこでした。

現場に着いた時には、もう雨の養生は完了していて大工は工事の方を進めていました。

明日も雨が降りそうなので、内部の木製建具の高さの指示を佐藤に任せ、自分は、

佐藤がチェックし終わった筋交いのチェックを別の日になる今日、行いました。

筋交いの向きや、接合金物のチェックはかなりしっかりと見てきました。

L字に斜めの材料(筋交い)に取り付いているL字の金物が筋交いの金物

です。

この手の構造金物は、付属のビス(ねじ)で固定するのですが、

ビスが浮いていたり、斜めに入り込んでいて、ビスが均一に

金物に当たっていないと試験のデーター値より下回って

しまう可能性があるので、ビス一本づつ確認していきます。

今回の物件はロッケット工法なので他のホールダウン金物

や柱の柱頭・柱脚のL字金物はほとんど必要がありません。

無垢材の使用できる金物工法は調べると意外と試験データ

を持っている金物は出てきません・・・。

ロケット工法の良い所は、材種として強度試験を他のメーカー

が集成材で行っている所を、無垢の柱・梁でも行っている為、

無垢の柱・杉や桧の背割れ有り、米松や杉の梁材が利用できるのです。

これは無垢材を使いたい方にはお勧めの高強度接合金物です。


片山嘉浩 の紹介

工務店の社長として設計から施工管理・現場仕事までこなしています。 お客様の大事な住宅づくりに当社の独自のアクセントを加えてより良い 住宅にしていくお手伝いをさせて頂いています。自分なりの設計や 現場へのポリシーも大切にしながらお客様と作り上げています。 住宅造りは専門用語の方も多くわかるづらい事もなるべく専門 用語を使わず説明しています。
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