建て方作業が終わって2日目。
屋根工事の職人さんが工事の方に入ってきました。
最初の工程は、ルーフィングと言われる防水シートの敷き込みからです。
今回の物件もやはり瓦屋根の仕様にしました。
耐久性と断熱性・防音性能を考えると瓦屋根になってしまいます。
敷き込みの終わった防水シートの上には瓦棒と言われる
瓦の固定の為の木を取り付けていきます。
本日の作業、二時間後の写真が上の写真となります。
トップライト周りの防水の話と施工説明書等の方を
渡し、夕方、作業確認に行くと工事の方は進んで
瓦棒の所までは終わっていました。
最近の防水はゴムアスファルトルーフィングにしています。
耐久性と貫通している釘への止水性能を考えると、
今までのルーフィングでは少し心配に思っています。
その頃大工さんは、外壁の壁の施工準備に忙しそうでした。
今回の物件では、土台・柱は桧乾燥材。梁は米松としています。
又、構造計算上強度が無垢材の所以上に欲しい所には、
ハイブリッドビームと言う米松と杉の材料を交互に集成材にした
ものを使用しています。
木の目等も米松と両方を使っている為に中々見た目にもよく
本当に良かったと思っています。
集成材の良さは均一な強度が出る為、
高強度物件の建物には必要になって来ることが多いのですが、
日本の材木屋さんが扱うものでもかなりの種類が存在します。
当社では、ホワイトウッドの集成材は使わず、
赤松・米松・唐松・ハイブリッドビームを好んで
使います。これも当社なりに考えてこの三種の梁の組み合わせ等を
考えています・・・。