家づくりで、構造材の柱を見せる仕上げがあります。和室や日本の古い住宅では、柱が仕上材として見えておりました。最近の家づくりでは、和室もこの構造材の柱を見せない方法がほとんどになってきています。
和室は真壁工法でやるのが趣がありますし、リビングダイニングなどの洋室も、真壁工法で仕上げますと、かえってシンプルモダンに感じ、新鮮に見えて良いものです。
柱を見せる真壁工法
真壁工法は、大工職人の腕の見せどころが随所に現れて来ます。現在は、ほとんどやることがない、かんな削りが大事な仕事になります。
自分の家に職人の魂を感じ、木に愛着のある家に仕上がります。木の家は、木の色が年月と共に各々の家の色に変化していきます。
梁組の色があめ色に変化した感じは、何とも言えない風合いがあります。これこそ愛着のある家づくりです。
大壁工法の魅力
大壁工法は、スッキリとシンプルに仕上げをするにはピッタリの工法です。
大壁工法では色の使い方、それぞれの面などの材料の変化を楽しむ、それに伴う照明の変化なども楽しめる工法です。