今日は住宅省エネルギー技術施工技術者講習会に参加
してきました。丸一日の講習に終了考査があるとの事で
いつも以上にしっかり聞かないといけないと思って参加しました。
参加した人に配られるテキスト。断熱施工の技術向上は国交省が示す
次世代の省エネ基準の部分では急務だそうで、この講習の周知や参加を
促進したいようです。静岡県の会場は、東部・中部・西部と三会場で
随時講習を開いていくそうです。
先日、浜松にて講習に参加した、省エネとトップランナー基準の講習会に通じるものが
あり、とても理解しやすかったです。
講師の先生方は先に国交省の講習を受けた地元の工務店の社長様
との事で、かみ砕いた説明もあり進行はとても上手で聞きやすく
為になりました。
講義だけでなく、映像での確認もあり、DVDでの講義もとてもわかりやすく
断熱施工の説明をしてくれました。
その後は、模型で講義の内容を確認し、説明を受けました。
いつも自分たちがやっている工法+充填断熱の工法の留意点
等も確認でき、自分のスキルアップになった事は間違いなさそうです。
この講習は静岡県だけではなく、全国単位で施工技術の向上を考えた講習なので
全国で行われる講習なのですが、自分たちの技術の向上を考えている方なら、
施工者、設計者、管理の方々は受けた方の良い講習だと思いました。
いつもここから空気が逃げているのでは??
とか、断熱材はここは充填の方が良いのかも・・・。
ここの部分の気流止めがうめく出来ていないかも?
等々、自分たちが普段心配しているところは、
やっぱりそうだったか!!
とか自分の施工指示であっていたんだ!!
等再確認の方も出来て、いつも心配してた部分はこのように
やる方法もあるのだとかも確認できるので時間を作って本日参加した意味は
すごくありました。
家の快適の性能はホントにちょっとした施工の気遣いで変わってくるのは
昔から感じています。
大工さんや現場監督の方々ももう一度改めて断熱材の施工基準について
しっかりとした知恵が欲しい所だと思います。
国交省の方々も省エネにおける一次エネルギーの低減の中には
住宅の断熱化における適正な知識の普及に本腰なんだなぁと感じています。