藤枝市・Mさま

建て替え前に住んでいた母屋は築44年、その後、増築した部屋は築30年ほどで、部屋の一部は少し朽ちてきていた。
また、家の中は薄暗い場所や風通しの悪い場所があり、冬は寒く、子ども部屋がなかった。

これらの課題を解消するため、建て替えを考え始めたが、どこへ相談してよいか分からず、とりあえずは住宅展示場まわりを毎週のように行い、さまざまな提案をいただいた。

しかしながら、提案内容の変更が難しく、少し変えようと思うとかなりの金額を要すなど、なかなか決定できず、建て替え計画は振り出しに戻ってしまった。 このような時、松井修三さんの「『いい家』が欲しい。」の本を読み、外断熱に興味を持った。本で紹介している県内の工務店へ足を運んだこともあったが、実際、建築を依頼するとなると少し遠すぎる。このような状況の中で、インターネットで「外断熱」でホームページを開いていくと、たまたま片山建設さんのホームページに出会った。

中を開いていくと、外断熱や日差し、風通しなど、住宅建設に対する社長さんのこだわりが感じられ、展示会へ行った。
展示会では、感じの良い社員の方が迎えてくれ、丁寧に説明していただき、その後も数回、展示会を訪れ、夏の展示会では家の中の涼しさ、冬の展示会では家の中の暖かさを感じた。
片山建設さんでは、疑問に思っていることに対してもすぐに丁寧に対応してくれる姿勢に、女房も気に入り、お願いすることにした。

その後も我が家は6人家族で3世代同居であることから、それぞれの思いをひとつにしていくにはまとまらない時期もあったが、片山建設さんからは、その都度、的確なアドバイスをいただき、何とか計画を進めることができた。
建て替えを考え始めてから住むまで2年半、この間が長く感じられた時もあったが、終わってみれば、家づくりに女房と真剣に携わった貴重な期間であったと思える。これは、建て替えた家が住み心地が良いから言えることである。

片山建設さんに建てていただいた家に住み、もうすぐ2年。
我が家の課題であった家の薄暗さ、風通しの悪さの課題は解決されたことはもちろんのこと、子どもは部屋ができて満足。
最も気に入っているのは、リビングの吹抜け、寝そべって上を向くと、気持ちにゆとりが持てる空間が広がり、いつまでも見ていたい気になる。
良い意味で想定外であったのが、洗濯物を家の中で干しても十分に乾いてしまうこと。梅雨の時期はもちろんのこと、花粉症の時期でも家の中で干すことができるなど、大変便利である。

さらに、片山建設さんの事務所で見た暖炉が気に入り設置した。
冬場は暖炉による温もりが何とも言えない。木をくべることは面倒くさいかなと思っていたが、それより燃えている火を見ながら暖まることが何よりも楽しみとなっている。
建て替えた後も定期点検に来てくれながら、相談にも丁寧に応対してくれて、片山建設さんにお願いしてよかったと思っている。